「顔が命」

「大きく光れ。佐々木大光。」

7 MEN 侍は人生のターニングポイント~初単独ツアー最終日~

 

『本日はありがとうございました。今日「侍魂」として単独で3都市まわらせていただいて、7 MEN 侍が出来る前までは、夢にも思わなかったです。僕にとって7 MEN 侍は人生のターニングポイントで、7 MEN 侍が出来てから悔しい事とか想像に思ってなかった事もあって、でも、周りを見ればメンバーがいて、上を見ればジャニーさんがいて、前を見ればファンの皆さんがいて。1公演で数万人見せられるように、これからも付いてきてほしいと思います。ありがとうございました!』

 

 

 

 

ツアーオーラス、Zepp大阪ベイサイドで大光さんがファンに向けて話した言葉。今でも頭の中を何度となくリフレインし、目を閉じれば、瞬時にあの瞬間に戻れる。あの時の感動や楽しかった気持ちが蘇る。それはまるで魔法の言葉の様。と同時に、大光さんのこの言葉には、私の6年間が詰まっているなと、勝手ながらに想いを重ねてみたり。

 

「7 MEN 侍ができる前までは、想像してなかった」。確かにそう。クラJを経ての無所時代。次いつ現場があるかなんて分からなくて、今目の前にいる大光さんをただただ必死に応援するしかなくて。未来なんて考えた事無かった。いやむしろ、考えられなかった。そんな余裕なんて無く。ただずっと思っていたのは、必ず大光さんならユニットに入れる。不思議と自信だけはあった。いつか、いつか必ずそんな時代が来るって、信じてた。

 

 

 

「僕にとって7 MEN 侍は人生のターニングポイントで、7 MEN 侍が出来てから悔しい事とか想像に思ってなかった事もあって」。

突然の嬉しい知らせ。そうそれは突然に。まさに大光さんが言う「ターニングポイント」。晴れて7 MEN 侍の結成。「ユニットに入れればゴール」くらい思っていた私にとっては、もう言うことない。と思ってたのも束の間、悔しい事や想像に思ってなかった事が起き。何度心が折れたんだろう。何度悔しくて泣いたんだろう。大光さんの気持ちを考えたら、ファンとして「頑張れ!大丈夫!いつでも応援してるよ!」って言葉をかけてあげたかったけど、そう言ってあげることすら出来ないくらいに心が折れ。泣いてる彼を見ては、どうしたらいいか分からない、何をしてあげたらいいか分からない、って自分が非常に情けなかった。でもそんな時でも、必ず大光さんは「ついてきてほしい」って言ってくれた。真っ直ぐそう言ってくれる大光さんの気持ちが嬉しかった。勝手ではありますが、共に闘ってきた、そんな気持ち。

 

メソメソ泣いてた時代からは想像できないくらい立派に、そして逞しくなったなと。自身のユニットで、ツアーで、ステージに立つ。そんな大光さんを見ては大変感慨深くなる一方。何の迷いもなく、ただただ真っ直ぐ前を見つめる大光さんをみて、私ももう迷う必要はない。心配で心配で仕方なかった少年は、時を経ていつしか大人になった。共に闘ってきたつもりですが、今はもう、先陣切って前に進むその大きな背中に安心してついていける。安堵の気持ちを覚えた。きっと彼なら大丈夫。

 

ある日突然大光さんに降りたわけですが、この子なら夢を叶えてくれるだろうとなんの根拠もなくそう思い、迷う事無く彼を選んだ。13歳だった少年は、20歳の大人になった。見た目も随分と大人になり、心ももちろん成長したのではないでしょうか。でも、変わらずに夢を叶えてくれる。新しい景色をみせてくれる。ずっとずっと新しい景色を見せ続けてくれた。きっとこの先何年も何十年もそうに違いない。必ず新しい景色を見せてくれるに違いない。この気持ちだけは、変わらない。

 

そしてメンバーにも伝えたい。侍でいてくれて、ありがとうと。誰ひとりとして欠けてはいけない。大光さんにとって大切な存在であるように、私にとっても大切な存在。侍が出来た当初はこんな風に思う日が来るなんて正直想像できなかった。ひとりひとりを詳しく知らなかった当時の私がそう思ってしまうのは仕方のない事。でも長い時間を掛け、よりメンバーを知る事により、もう無くてはならない存在に。これはごく自然な流れであった。メンバーが居てくれたから私もここまでついてこれた。嶺亜さん、琳寧ちゃん、克樹、ばなさん、今ぴ。感謝の気持ちでいっぱい。そしてきっと大光さんが辛い時、そっと手を差し伸べたり、言葉は無くともそっと側にいてくれたんだろうなと、思う次第で。

 

7 MEN 侍に出会えた事が、私の人生のターニングポイントです。

 

 

新しい景色をみせてくれて、ありがとう。

7 MEN 侍と痺愛で、またこの地に戻ってこよう。

いや、Zeppもアリーナも武道館もドームも。

連れてってもらおうじゃないか。

 

 

 

 

 

「ちょっと寒い季節にライブをやるって良いですね」と矢花さんが言ってた様に季節が秋へと移ろい、間もなく冬が始まるそんな季節。色々と考え込んでしまうのは、秋の夜長のせいか、はたまた、侍のせいか……。でも心は暖かい。いや暖かいどころではない、何か燃えたぎる、そんな感覚である。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。